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ゆきとかぜとうみ

何かもそもそ書いてます。☆感謝。

お題の真逆を行くにっき

今週のお題特別編「素敵な絵本」

ってお題出てるんですが…
ごめんなさい、実は私、幼少期に絵本を読んだ記憶がほとんど無いんです。

物心ついてこの方、絵本を買ってもらったことがありません。
欲しいと思ったことも無いので、大きくなってから自分で買ったこともありません。
ねだったことも、家族に聞く限り無いとのことです。

幼稚園にももちろん本棚はあって、
ノンタンや学研のシリーズ絵本(ミニ図鑑のようなものか)、『ぐりとぐら』『ちびくろサンボ』『はらぺこあおむし』など、
おそらく誰もが知っている作品は一通り置いてあったはずなんですが、手にとって夢中になって読みふけった記憶も、読み聞かせを真剣に聞いていた記憶も…無いです。
(そもそもやっていたのだろうか、読み聞かせ)
きょうだいのお下がりの絵本には絵の所に落書きしてあった辺り、昔から絵にはさほど興味がなかったんでしょうねえ。
そのせいか、絵を見て何かを読みとるような作業は今でも少し苦手です。
美術館は好きですが目が乾きます。これは蛇足。
もしかしたら、もともと不得手だったから絵本に興味を持てなかったのかもしれない、と今思いました

それなのになぜタイトルだけは知っているかというと、
教えたがりきょうだいの英才教育(笑)のおかげで割と早くから字は読めていたらしく、また興味もあったようなので、
背表紙を横目で見てタイトルだけは覚えていた…のかも。
だから、内容は実は今でもよく知らないものがほとんどです。
(つい最近まで、ノンタンは犬だと思っていました)
大きくなってから、この手の話題になってこの話をすると大体の人にこういう顔→(´・ω・)をされます。
その際投げかけられる視線から「え、何、こんな有名な名作も読んだこと無いの、どういう子供時代過ごしたわけ、感性乏しいんじゃない?」という言葉にならないメッセージを感じるのは、いつも氣のせいなんだろうか

小学校に上がって字の多い本が身の回りに増えると、読書量は格段に増えました。
今振り返っても、小学校の6年間が人生で一番本を読んでいた時期だと思います。
絵本読めない子でもちゃんと(かどうかはわからないけど)生きていけるから安心して良いよ。
と、あの時の私に言ってあげよう。
まあ、聞いてないと思うけどね(--)




…こんな締め方したら絵本全否定になってしまうので(このお題でさすがにそれは無いわ)、補足のような蛇足。

大人が、ある程度大きくなった子どもの読書に対してできることは、大人の意向や思想に添った本を読ませることではなく、
子どもの興味に合った本を選ぶ手助けをすることだと思います。
その子が何に興味を示すかは、それこそその子次第。
みんなが読んでいる絵本に見向きもしないからと言って、
「うちの子、絵本に全然興味ないみたいなんだけど…」
と悩んだり嘆いたりしなくてもいいんです。
その子はもしかしたら、絵本よりも爬虫類図鑑が読みたいのかもしれないし、モネの画集に心を奪われるかもしれない。
私みたいに活字にときめく子どももいます(笑)


だから、最初の扉の鍵の探し方と渡し方は間違えないで。
大人が無理矢理こじ開けた扉の向こうに子どもを放り込んだって、子どもは幸せじゃない。
自分で選んで飛び込んだ世界で新たな扉の鍵を探しながら、世界を広げていくのは子ども自身です。
そんな最初の扉の鍵になりそうな一冊を、春休みを機に一緒に探してみてはいかがでしょうか。




よし、何とか降りたぞ