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ゆきとかぜとうみ

何かもそもそ書いてます。☆感謝。

ハレ と ケ

12月も半ばに入ろうというのに、いまいち“年末”“年の瀬”の差し迫った感じが、少なくとも我が家にはない。
年賀状も買ってない、遅々として進まない大掃除。
それなのに、近所のスーパーにはもう正月用の惣菜がぽつぽつ並んでいて、 
「今から伊達巻きなんか食べるかいな」
とマスクの中でひとりごちる。

“ハレ”は晴れやかなイベント事。
 “ケ”は日常、普段の生活。
昨今は日常の“ケ”が賑やかになり過ぎて、相対的に“ハレ”の存在が薄くなってしまっているように感じる。
メリハリがないと言うか。

いつも明るい部屋。
普段からおかずがたくさんの食卓。
毎日がスペシャルみたいなテレビ番組。 
夜も昼もなく賑やかな街。 
安くてかわいい服屋さんで、いつでも新しい服が買える。
いくつものイベント商戦が同時期に混在して、いつも次のイベントに追われている小売業と、
何とかそれに乗っかろうとする市井の人々。。


これ以上“ハレ”と“ケ”の境目が薄くなったら、ヒトはどうなるんだろう。
濃淡も奥行きもない、無地の紙みたいにぺらぺら~になっちゃうんじゃないだろうか。

暗闇も静寂も人によっては怖いものなんだろうけど、そこじゃないと氣付けないこともあるから、 
静けさの中に意識的に身を置く、という作業は、現代社会に生きていると時々必要になるんだな、と思う。


光が美しいのは闇が濃いからなんだよん
と、ありふれた言葉と画像で締めてみる。

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